ピラティスという言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?
ピラティスとは、約70年前にドイツ人のジョセフ・ピラティスという人が作ったメソッドです。
ピラティスの効果は幅広く、医療現場でリハビリとして採用されたり、アスリートの怪我防止やパフォーマンス向上、芸能人やモデルがダイエットや体型維持の為にピラティスを取り入れています。
ヨガに比べて認知度は低いものの、効果の高さからピラティスの資格取得を目指す人が増えています。
今回はピラティスインストラクターの具体的な仕事内容や、資格取得の方法、おすすめのスクールについて詳しくご紹介します。
ピラティスの資格を取得する前に知っておくべきこと
同じマットの上で行うエクササイズということから、「ヨガとピラティスってどう違うの」という疑問を持つ人も多いかと思います。
ヨガとピラティスは、実は大きく異なります。
ヨガは、2000年以上前に修行の一環として生まれたものです。ヨガのポーズをとることで自分の身体と向き合うことが出来、更には身体の奥にある心と向き合うことで自分自身を見つめ直すことが出来るというのがヨガの考え方です。
一方のピラティスには「心と向き合う」という目的はありません。
リハビリとして考案されたものなので、身体が本来行うべき関節や筋肉の動きに正しく導くことがピラティスの目的です。
そういった意味では、より医療的なアプローチに近く、お客様の状態に合わせて、問題を改善する運動療法を行います。
ですので、お客様が訴える身体の不調や、医師の診断から今起こっている身体の不具合を分析する知識と、正しく身体を動かす為の解剖学的な理解が求められます。
医療従事者ではありませんが、時にはピラティスをお通じてリハビリの手伝いをすることもありますので、ピラティスのことはもちろん、常に医学的な勉強を続けられる人、お客様に安心して身体を任せてもらえるような誠意のある人がピラティスインストラクターには適しています。
しかし、熱心に勉強をしてピラティスの資格を取得しても、良いインストラクターになれるとは限りません。
知識だけでなく、お客様の状態を性格に見極める観察眼が必要なのです。
それらを見抜く技量は、資格とは別物になります。
ピラティスの資格を一挙紹介
ピラティスには2つの主要な資格があります。
マット・ピラティス
マット・ピラティスは、文字通りマットの上で行うピラティスのことで、どこでも場所を選ばずに行うことが出来るのが特徴です。
資格取得後はレンタルスタジオや公民館などですぐにピラティスのレッスンを開くことが出来ます。
しかし、マット・ピラティスは自重の負荷で行うので、自重に耐えられないお年寄りや体力が無い方には難しい場合もあります。
マシーン・ピラティス
一方のマシーン・ピラティスの資格は、ピラティス特有のリフォーマー、キャデラック、チェア、バレルというツールを使い、様々なバリエーションのエクササイズを提供することが出来ます。
寝ながら行えるエクササイズもあるため、体力面で不安のある方でも実施できます。
しかし、いずれもピラティス専門のマシーンになりますので、買い揃える為にはまとまった金額が必要になることと、レッスンはピラティス専門のスタジオで行うことになるので、スタジオ探しに手間がかかります。
ピラティスインストラクターになりたいなら養成スクールに通うのがおすすめ
ピラティスインストラクターとして活動するにあたり、資格は必須ではありません。
また、最近ではピラティスに関する書籍も多数出版されているので、独学で学ぶことも出来ます。
しかし、ピラティスを指導する上では多少の医学的・解剖学的な知識が必要でる為、独学では難しく、分からないことを質問する機会もありません。
養成スクールに通えば、スクールの中で指導練習も行いますので実技の経験を積むことが出来、スクールによっては実際のスタジオでのレッスン見学や指導練習を行うことも出来ます。
また、ピラティスの医学的効果はまだまだ研究され続けており、養成スクールを受講することで最先端の知識を学ぶことが出来ます。
ピラティスの資格取得が出来る団体は、Peark PilatesやBASIなどがありますが、その中でも世界的に名門と言われいてるのがSTOTT PILATESです。
大阪にあるB cubeには、アジアで初めてリードインストラクターに選ばれた講師が在籍しており、最先端のピラティスを学ぶことが出来ます。
養成スクール自体は、マット・ピラティスであれば8日間、320,000円ほどで受講出来ます。
養成スクール修了後、受験に必要な実技練習を積み、半年後に試験を受ける流れになります。
詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
ピラティスインストラクターとして活躍したいなら養成コースがおすすめ
ピラティスはリハビリや機能改善の効果が期待できる、医療的なメソッドともいえます。
その分身体について体系的に理解しておく必要があります。資格取得は自分の習熟度を示す上でも有効といえるでしょう。「できるだけ早く資格を取りたい」という方は養成スクールでの資格取得を検討しましょう。
健康寿命が注目される中、ピラティスはますます需要が高まることが予想されますので、気になる方は調べてみてはいかがでしょう?
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